冬の室内塗装は、意外なメリットが隠されています。
空気が乾燥しているため、塗料の乾燥が早く、作業効率が向上する一方で、室温管理や換気など、注意すべき点もあります。
今回は、冬季室内塗装のメリット、アパート・ハイツの部分塗装のメリットについて簡単に解説し、光触媒塗料についても触れながらポイントをご紹介していきます。
冬の乾燥した空気は、塗料の乾燥時間を短縮します。
湿度が高いと塗膜の乾燥に時間がかかり、仕上がりに影響を与える可能性がありますが、冬は乾燥しているため、作業効率が向上し、工期短縮につながります。
特に水性塗料を使用する場合、乾燥時間の短縮は大きなメリットとなります。
多くの塗装会社は、春や秋は繁忙期、冬は閑散期となる傾向があります。
そのため、冬季に塗装工事を依頼すれば、スケジュール調整が比較的容易です。
繁忙期には予約が取りにくいこともありますが、冬なら希望の日程で工事ができる可能性が高まります。
冬季は、外壁塗装などの屋外作業が難しい時期です。
そのため、塗装会社は室内作業に集中できるため、天候に左右されることなく、予定通りに工事が進む可能性が高まります。
塗装には様々な種類がありますが、「光触媒塗料」についてご存知でしょうか。
利用するメリットとして主に3つ挙げられます。
光触媒塗料は、原料に含まれる酸化チタンが紫外線に反応し、光触媒作用という化学反応を起こすことで塗膜の表面についた汚れの分解を促す働きがあります。
外壁などに利用すると、雨水が付着し汚れの下に入り込むことで、油脂のような強い汚れも洗い流すことができます。
この仕組みを「セルフクリーニング機能」と言います。
この機能により、外壁も汚れづらく、メンテナンスコストも抑えることが期待できます。
光触媒塗料は、汚れだけでなく、塗装表面に付着した汚れ、細菌なども分解し、その発生を抑制することができると言われています。
近年では、その特性を活かし、コロナウイルスに有効な室内塗料として注目されました。
光触媒塗料は、1つ目でお話ししたセルフクリーニング機能により、綺麗な状態を長く維持でき、経年劣化を抑制することができるため、15〜20年の耐用年数があると言われています。
外壁の塗装やアパート通路や階段など共用部の防水を劣化したままにしてしまうと、さまざまなトラブルが起きてしまいます。
しかし、しっかりと部分的にもメンテナンス(修繕工事)を行っておけば、きれいな見た目が維持できるだけでなく、建物の寿命も延ばすことができます。
一部のタイルが剝がれていたり、ひび割れが起きていたりする場合は、部分補修を行います。
外壁や共用部の状態によってメンテナンス方法は大きく異なります。
例えば、タイルの浮きや剝がれは部分的補修でカバー出来ますが、下地補修が必要な場合はかなり手間がかかります。
部分的な補修で済む場合は、剝がれている部分を一度撤去し下地を調整して貼り付ける作業を行います。
外壁材や防水材の種類によってもメンテナンス方法が変わりますが、簡単な修繕であれば約1〜2週間で工事が終わりるのでお手軽に維持管理ができるのは良い点です。
冬季の室内塗装は、乾燥による施工効率の向上、スケジュール調整の容易さといったメリットがあります。
塗料にも多く種類がありますが、今回ご紹介した光触媒塗料を活用し室内塗装でも綺麗な状態を長く維持していきましょう。
不安な場合は専門会社に相談し、最適なプランを立てることをおすすめします。
また、アパートやハイツなど定期的な部分塗装を行うことでお手軽にメンテナンスが可能です。
今の時期にぜひお住まいを見直してみてください。
冬の乾燥した空気と閑散期をうまく活用し、費用対効果の高いリフォームを目指しましょう。
適切な室温管理と換気、そして適切な塗料選びが、冬季室内塗装を成功させる鍵となります。
マイホームを持つことは、誰もが憧れる夢ですよね。
念願かなって家を建てたものの、外壁のサビに気づいて、不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
せっかくの新築なのに、サビが出てしまうのはショックですよね。
「外壁のサビ、放置して大丈夫。」
「自分で落とせるの。」
「費用はどのくらいかかるの。」
そんな疑問をお持ちの方のために、今回は外壁のサビについて解説していきます。
外壁のサビは、見た目の悪化だけでなく、建物の劣化にも繋がる深刻な問題です。
サビは鉄が酸化することで発生し、進行すると外壁材を傷め、雨漏りや強度低下などの問題を引き起こす可能性があります。
サビは、見た目に悪影響を与えるだけでなく、家の価値を下げてしまう可能性もあります。
せっかくの新築なのに、サビが目立つのは、気分も滅入るものです。
サビが進行すると、外壁材に穴が開いたり、ひび割れが発生したりすることもあります。
そうなると、雨水が侵入しやすくなり、雨漏りの原因となります。
サビは、外壁材の強度を低下させる原因となります。
外壁の強度が低下すると、地震や台風などの災害に弱くなってしまい、倒壊のリスクが高まります。
外壁のサビの原因は、大きく分けて3つあります。
金属製の外壁材は、経年劣化によってサビが発生しやすいです。
特に、トタンや金属サイディングは、サビに強いコーティングが施されているものの、時間が経つにつれてコーティングが剥がれてしまい、サビが発生する可能性があります。
外壁に金属製の物が設置されている場合、その金属部分から発生したサビが外壁に付着することがあります。
例えば、雨樋の金具や自転車のパーツ、窓枠などです。
これらの金属部分は、外壁よりもサビが発生しやすいので、注意が必要です。
外壁の施工が適切に行われていない場合、サビが発生しやすくなります。
例えば、金属部分のコーティングが剥がれている、金属部分と外壁材の接合部分に隙間があるなど、施工不良が原因でサビが発生することがあります。
外壁のサビは、放置すると見た目の悪化だけでなく、雨漏りや強度低下などの深刻な問題を引き起こす可能性があります。
サビの原因は、金属製の外壁材を使用している場合、もらいサビ、施工不良などがあります。
サビを見つけたら、放置せずに早めの対策をすることが大切です。
自分で落とせる場合は、スポンジやブラシでこすり洗いしてみましょう。
当社は、お客様の信頼を第一に考え、高品質で満足いただけるような塗装を心がけております。
塗装をお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。