外壁のひび割れや剥がれなど、気になる箇所が出てきたら、どうしていますか。
実は、外壁の補修はDIYでもできる場合があります。
しかし、安全に、そして適切な方法で施工を行うには、注意すべき点もいくつかあります。
この記事では、外壁補修をDIYで行う際の注意点や具体的な方法、会社に依頼すべきケースについて詳しく解説していきます。
費用を抑えたい、自分でやってみたいと考えている方の参考になる情報が満載です。
ぜひ最後まで読んで、あなたのお家に合った方法を見つけてくださいね。
□外壁補修自分でやる?
外壁のひび割れや剥がれを、DIYで補修する方法について解説していきます。
費用を抑えたい、自分でやってみたいと考えている方の参考になる情報を提供します。
ただし、安全性の確保や適切な施工方法を理解した上で、無理のない範囲で行うことが大切です。
1:補修可能な範囲を理解する
外壁の補修は、DIYでできる場合と、専門会社に依頼する必要がある場合があります。
・ひび割れの幅が0.3mm以下の「ヘアクラック」と呼ばれる小さなひび割れ
1mmを超えるひび割れや、高所作業が必要な場合は、安全面を考慮して会社に依頼することをおすすめします。
無理なDIYは、かえって危険を招く可能性もあるため、自分のスキルや状況をよく理解した上で判断しましょう。
2:補修の準備
DIYで外壁を補修する前に、必要な準備を行いましょう。
足場をしっかり設置し、滑り止め対策も忘れずに行いましょう。
高所での作業は、落下防止のために安全帯を着用しましょう。
作業中は周囲に人がいないか確認し、必要に応じて注意喚起を行いましょう。
ひび割れの状況や外壁材の種類によって適切な補修材を選びましょう。
ホームセンターなどで販売されている、外壁用の補修材が便利です。
3:外壁材別の補修方法
外壁材の種類によって、適切な補修方法が異なります。
ここでは、一般的な外壁材であるモルタル、サイディング、タイルの補修方法について解説します。
モルタル外壁のひび割れには、セメント粉を使って補修します。
セメント粉は、チョーク式の補修スティックとスプレータイプがあります。
範囲が狭ければスティック、広ければスプレーがおすすめです。
サイディング外壁のひび割れは、ひび割れの幅や深さによって、適切な補修方法が異なります。
大きなひび割れや、サイディング自体が破損している場合は、専門会社に相談することをおすすめします。
タイル外壁のひび割れは、タイルの接着が剥がれていることが原因です。
タイルの接着剤を補修するか、タイルを交換する必要があります。
タイルの交換は、専門会社に依頼することをおすすめします。
補修材が完全に乾燥したら、表面をきれいに清掃します。
塗装を行う場合は、外壁用の塗料を使用し、塗りムラがないように注意しましょう。
□外壁補修会社に依頼すべきケース
外壁の補修を会社に依頼すべきケースについて解説します。
DIYでは難しい高所作業や、専門知識が必要な作業、広範囲の補修など、安全面や施工品質を考慮すると会社に依頼するほうが安心できるケースを具体的に紹介します。
1:高所作業が必要な場合
高所作業は、落下する危険性が高く、安全面を確保するのが難しいです。
特に、2階以上の高さの作業は、専門会社に依頼することをおすすめします。
会社であれば、足場や安全帯などの適切な安全対策を講じて、安全に作業を行うことができます。
2:専門的な知識や技術が必要な場合
外壁の補修には、専門的な知識や技術が必要な場合があります。
例えば、シーリングの打ち替えや外壁材の交換などです。
これらの作業は、DIYで行うと失敗する可能性が高く、結果的に費用がかさむこともあります。
専門会社に依頼することで、適切な施工を行い、長持ちする外壁を実現することができます。
3:広範囲の補修が必要な場合
外壁のひび割れが、広範囲にわたっている場合は、DIYで補修するのは大変です。
また、広範囲の補修を行う場合は、材料費や工期も長くなるため、専門会社に依頼した方が効率的です。
会社であれば、経験豊富な職人が、短期間で高品質な施工を行うことができます。
4:費用対効果を考えると会社に依頼した方が良い場合
DIYで外壁の補修を行う場合、材料費や工具などの初期費用がかかります。
また、作業に時間がかかるため、自分の時間や労力を考えると、費用対効果が低い場合があります。
特に、補修範囲が広い場合や、専門的な技術が必要な場合は、会社に依頼した方が、費用対効果が高いと言えるでしょう。
□まとめ
外壁の補修は、DIYで行うことも、会社に依頼することもできます。
DIYで補修を行う場合は、安全に、そして適切な方法で施工することが大切です。
高所作業や専門的な知識が必要な場合は、会社に依頼した方が安心安全です。
この記事が、あなたのお家の外壁補修の参考になれば幸いです。