築年数が経つと外壁の劣化も進んでしまうのが事実です。
外壁の劣化症状の1つに外壁の隙間を埋めるコーキングの劣化がありますが、これを放置しておくとさらなる被害が発生する可能性があります。
今回は、コーキングの劣化を放置することで起こる3つの危険なパターンと、補修するべきサインを解説します。
目次
コーキングの劣化を放置すると、雨漏りや外壁材の腐食、シロアリ被害など、深刻な問題に繋がる可能性があります。
外壁の隙間から雨水が浸入し、家の中に雨漏りが発生する可能性があります。
特に、コーキングの劣化による隙間は、雨水の浸入経路となりやすいです。
雨漏りは、壁紙の剥がれやカビの発生、木材の腐食など、さまざまな問題を引き起こします。
外壁の隙間から雨水が浸入すると、外壁の内側まで濡れてしまいます。
湿気が溜まり続けると、外壁材が腐食し、建物の強度が低下する恐れがあります。
腐食が進行すると、外壁材が剥がれ落ちたり、ひび割れが発生したりするなど、見た目の悪化だけでなく、建物の安全にも影響を及ぼします。
湿気を帯びた木材は、シロアリの格好の餌食です。
外壁の隙間から雨水が浸入し、木材が湿気を帯びると、シロアリが発生しやすくなります。
シロアリは木材を食い荒らすため、放置すると、家の構造が損傷し始めます。
外壁の隙間を埋めるコーキングは、平均して5年~10年が寿命と言われています。
しかし、実際の寿命は、建物の構造や立地条件、気候などによって大きく異なります。
コーキングの劣化は、見た目で判断することができます。
コーキングがひび割れていたり、剥がれていたり、表面がボロボロになっている場合は、劣化が進んでいる可能性があります。
また、コーキングの色が変化したり、触るとベタベタしたりする場合も、劣化のサインです。
上記のコーキングの劣化サインが補修の目安です。
コーキングの劣化が進行すると、雨漏りなどの問題が発生するリスクが高まります。
そのため、コーキングの状態を定期的にチェックし、劣化が確認された場合は、早めの補修が必要です。
外壁の隙間を放置すると、雨漏りや外壁材の腐食、シロアリ被害など、さまざまな問題が発生する可能性があります。
これらの問題を防ぐためには、定期的に外壁の状態をチェックし、劣化が確認された場合は、早めの補修が必要です。
コーキングの劣化は、見た目で判断することができるので、定期的にチェックするようにしましょう。