ツートンカラーは、一色で塗装するよりもデザイン性の高いおしゃれな外壁を実現できます。
しかし、色の組み合わせを間違えると、思っていたイメージと異なる仕上がりになってしまうことも。
この記事では、外壁ツートンカラーのモダンな色や、失敗しないための注意点を解説します。
目次
モダンな外壁の色として人気が高いのは、白、黒、グレーの3色です。
それぞれの特徴や注意点、ツートンカラーとの組み合わせ方を見ていきましょう。
白は、シンプルながら明るく、統一感のある外壁を実現できます。
どんな色とも相性が良いので、ツートンカラーの外壁にもよく使われます。
白は、屋根の色との組み合わせ次第で、モダンな印象をキープしつつ、個性も出せるでしょう。
しかし、白は汚れが目立ちやすいという欠点があります。
汚れに強い外壁材や塗料を選び、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
黒は、高級感や重厚感を出したい方におすすめです。
シックでスタイリッシュな印象を与え、モダンな住宅にぴったりです。
ただし、黒は他の色との組み合わせが難しい色です。
玄関ドアや窓枠などの色は、慎重に検討しましょう。
グレーは、スタイリッシュな印象に仕上がるうえ、汚れが目立ちにくいので人気があります。
しかし、グレーは人気色なので、近所に同じような色の家が建っているかもしれません。
個性を出すためには、グレーの濃淡を調整したり、アクセントカラーを取り入れるのがおすすめです。
ツートンカラーの外壁は、色の組み合わせ次第で、おしゃれに見えたり、逆に失敗したりすることもあります。
失敗しないためには、以下の3つの点に注意しましょう。
外観のバランスを取るためには、ツートンカラーを選ぶ際に「グレー×黒」 「ベージュ×ブラウン」など同系色でまとめるとうまくいきます。
また、外観に使う色は3色以下にすると、ごちゃごちゃせず、失敗が少ないでしょう。
ツートンカラーで選んだ配色の対比が強すぎる場合、同系色にしてもまとまらない場合は、2色の間に「セパレーションカラー」を入れると良いでしょう。
セパレーションカラーとは、ツートンカラーの外壁を区切る色のことです。
例えば、白い外壁とブラウンの外壁を区切るセパレーションカラーとして、黒を用いることができます。
明るい色は小さな面積よりも大きな面積で見た方が明るく、鮮やかに感じられ、逆に暗い色はより暗く感じられます。
これを色の「面積効果」と言い、外壁にも当てはまります。
そのため、色を選ぶときは、できるだけ大きな色見本で確認した方が失敗は少なくなります。
また、実際にその色で建てられている家を見て、太陽光の下や影になった時の色の雰囲気を確認することも大切です。
この記事では、外壁ツートンカラーのモダンな色と、失敗しないための注意点を解説しました。
モダンな外壁の色として人気が高いのは、白、黒、グレーの3色です。
それぞれの特徴や注意点、ツートンカラーとの組み合わせ方を理解することで、理想のツートンカラーの外壁を実現できます。