外壁のサイディングの剥がれや傷、見て見ぬふりしていませんか。
DIYに興味があるけど、失敗が怖い。
そんなあなたのために、安全かつ効果的に外壁サイディングを補修する方法を紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
外壁のサイディングの剥がれは、放置すると雨水が浸入し、建物内部に深刻な被害をもたらす可能性があります。
しかし、適切な方法で補修すれば、見た目も美しく、建物の寿命を延ばすことも可能です。
今回は、パテを使ったサイディングの補修方法を、具体的な手順と注意点と共に解説します。
まずは、補修に必要な材料を揃えましょう。
今回の作業には、以下の材料を使用します。
・パテ:速乾性で、内外壁両方に使用できるものがおすすめです。
・ペンキ:サイディングボードの色に合わせたものを選びましょう。
・ヘラ:パテを塗るためのヘラ。
・サンドペーパー:パテを研磨するためのもので、番手は#240〜#400程度が適切です。
・マスキングテープ:ペンキを塗る際に、周囲を保護するために使用します。
・刷毛:ペンキを塗るための刷毛は、サイズはお好みで大丈夫です。
・軍手:手を保護するため。
・保護メガネ:作業中にパテやペンキが目に飛び込むのを防ぐため。
・脚立:作業場所が高所の場合、安全に作業するため。
サイディングの剥がれ部分をよく観察し、もろくなっている部分を丁寧に除去します。
マイナスドライバーやヘラなど、適切な工具を使用しましょう。
この工程は、パテがしっかりと密着し、補修効果を高めるために重要です。
剥がれた部分を完全に覆うように、パテを塗っていきます。
パテを塗る際は、ヘラで均一に広げ、表面を滑らかにしましょう。
パテが乾くまで、1日程度放置します。
パテが完全に乾いたら、サンドペーパーで表面を研磨し、滑らかにします。
この工程は、仕上がりの美観を左右する重要な工程です。
研磨する際は、力加減に注意し、パテを削りすぎないようにしましょう。
研磨が終わったら、サイディングボードの色に合わせたペンキを塗ります。
ペンキを塗る前に、周囲をマスキングテープで保護すると、ペンキが飛び散るのを防ぎ、きれいな仕上がりになります。
ペンキは、薄く、均一に塗るように心がけましょう。
ペンキが乾いたら、マスキングテープを剥がします。
DIYでの補修は、手軽で経済的な方法ですが、すべてのケースに対応できるわけではありません。
以下のような場合は、当社のような専門会社に依頼することをおすすめします。
サイディングの剥がれが深く、下地の木材や金属が破損している場合は、DIYでの補修は難しいです。
下地の補修には、専門的な知識と技術が必要になります。
地震などの影響で、建物が傾いている場合は、外壁の補修だけでは根本的な解決になりません。
建物の傾きを修正する必要があるため、専門会社に相談しましょう。
新築の建物にもかかわらず、外壁に損傷が見られる場合は、施工不良の可能性があります。
施工不良による損傷は、保証の対象になる場合がありますので、ハウスメーカーや工務店に相談しましょう。
外壁サイディングの補修は、適切な方法で行えば、DIYでも可能です。
しかし、下地の破損や建物の傾きなど、専門的な知識や技術が必要な場合は、専門会社に依頼することをおすすめします。
DIYで補修を行う場合は、安全に十分注意し、作業前に必ず必要な材料を揃え、手順を理解してから作業に取り組みましょう。